医薬品・医療材料等の流通・購買に関わる総合支援サービス
徹底した現場主義に基づき、院内に専門知識を持った経験豊富なスタッフを配置し、効率化と効果を追求した様々な業務改善に取り組みます。
特に医薬品・医療材料のコストや運営管理コストの削減に努め、病院経営の健全化を支援いたします。
病院内で流通する「もの」とその「情報」などの総合的な管理を行う1つの手法(システム)として、米国の病院経営コンサルタント Dr. Gordon A. Friesen氏が1960〜70年代に提唱した「購入物品、滅菌再生物などの院内物流物品の管理供給一元化構想プラン」のことを指します。
この構想には、建築・設備上の配置検討も含まれており、近年、わが国における医療施設の建築形態にも用いられています。
わが国においては、医薬品・医療材料などの主に日常的に購入する物品の購買・供給・搬送などを一元的に管理することを「SPD」と称しており、物品の標準化や物流の効率化、管理業務の平準化を図りながら購買機能・在庫把握機能・搬送および消費機能などを効率的に運営することを目的としています。
また、看護師が本来の看護業務に専念できる看護環境の改善もSPDの目的のひとつとなります。
院内物流管理機能を構築するためには、以下の三要素が重要なポイントとなります。
業務機能の強化
管理主体が部門をまたがって分散化していたりと、責任の所在が明確となっていないケースが散見されます。
管理組織体制の強化を図り、システムを有効活用した物流管理機能を構築いたします。
業務運用の標準化
部門によっては管理運営方法にバラつきが見られたり、同種同効品が散見されたりと、様々な無駄が発生しています。
管理運用および採用物品の標準化を図り、管理コストならびに在庫ロスの軽減を指向します。
物と情報の一元化
物の配置場所が増えれば、そのための管理コストが増えることになります。
また、運用のローカルルールが増えるほど業務運用が複雑化し、効率化を阻害することにも繋がり、障害発生の要因となります。
管理すべき情報も一元化しない限りは、タイムリーな判断に繋がりません。
業務運用の標準化を前提に、可能な限り無駄な労力を排除した効率的な業務の流れを構築いたします。
また、データの一元化を図りながら、正しいデータでタイムリーな判断が可能となる仕組みを構築し、病院経営の健全化に寄与するようご提案いたします。